免疫療法で体重増加は起こる?原因と対処法
要点:
免疫療法で体重増加は起こる?原因と対処法
免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬など)では、体重の変化(増加または減少)が副作用として起こることがあります。特に甲状腺・下垂体・副腎・膵臓といったホルモンを司る臓器の不調が生じると、代謝の変化やむくみ、食欲の変化により体重が増える場合があります。 [1] 体重の増加が急だったり、むくみや疲労、寒がり、めまい、気分変化などを伴う場合は、ホルモン関連の免疫関連有害事象の可能性があり、早めの評価が大切です。 [1]
体重増加の主な原因
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ホルモン異常(内分泌障害)
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水分貯留(むくみ)
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食欲・活動量の変化
危険なサインと受診の目安
次のような症状を伴う体重増加は、内分泌障害などの免疫関連副作用の可能性があるため、速やかに主治医に相談してください。
- 極端な疲労、頭痛が続く、めまい・失神。 [1]
- 寒がり、便秘、声が低くなる、脱毛など甲状腺低下を示唆するサイン。 [1]
- 気分や行動の変化(性欲低下、いらだち、物忘れ)。 [1]
- 口渇や頻尿、甘い匂いの息など高血糖のサイン。 [1]
- 短期間での大きな体重増加やむくみ、尿の変化(濃い色、血尿)。 [2] [3]
日常でできる対処法
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体重と症状の記録
- 毎日または週数回、同じ条件で体重を測り、むくみ・疲労・寒がり・便秘などの症状を一緒に記録しましょう。記録は受診時の判断材料になります。 [1]
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食事の工夫
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むくみ対策
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疲労への対応
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専門家への相談
- 体重の変化が気になる時は、栄養士に相談して個別の食事計画を立てるのがおすすめです。治療による食欲や味覚の変化に合わせた提案が受けられます。 [7]
よくある質問への回答
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免疫療法そのものが直接太らせるのですか?
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いつ受診すべきですか?
体重変化のチェックリスト
- ここ1〜2週間での増減量(kg)
- むくみ(脚・顔・手)、靴や指輪がきつい
- 強い疲労、頭痛が続く、めまい・失神 [1]
- 寒がり、便秘、声が低くなる、脱毛 [1]
- 気分や行動の変化(性欲低下、いらだち、物忘れ) [1]
- 口渇、頻尿、甘い匂いの息、高血糖の疑い [1]
- 尿の異常(濃い色、血尿)、急な体重増加 [2] [3]
まとめ
免疫療法では、体重増加は内分泌(ホルモン)障害やむくみ、食生活・活動量の変化により起こりうる副作用です。 [1] 体重と症状の記録、食事の見直し、軽い運動、専門家への相談が基本の対処法で、危険なサインがあれば早期に受診することが安全につながります。 [1] [4] [7] 急な体重増加やむくみ、強い疲労や寒がり・便秘などがある場合は、すぐに主治医へご相談ください。 [1] [2] [3]
関連する質問
出典
- 1.^abcdefghijklmnopqrsManaging Your Immunotherapy Side Effects(mskcc.org)
- 2.^abcdefNivolumab(mskcc.org)
- 3.^abcdefPembrolizumab(mskcc.org)
- 4.^abcdeManaging Your Immunotherapy Side Effects(mskcc.org)
- 5.^abcTreatment for Advanced Breast Cancer(mskcc.org)
- 6.^↑Managing Your Immunotherapy Side Effects(mskcc.org)
- 7.^abPatient information - Metastatic - Nivolumab maintenance (weight based dosing)(eviq.org.au)
ご注意: この情報は教育目的のみで提供されており、専門的な医療アドバイス、診断、または治療に代わるものではありません。医療上の決定を行う前に、必ず資格のある医療提供者に相談してください。