イブプロフェンで「しびれ」は起こる?対処法を解説
要点:
イブプロフェンで「しびれ」は起こる?安全な対処法
結論として、イブプロフェンで「しびれ(パレステジア)」が副作用として現れる可能性があります。 医薬品の公式情報では、イブプロフェンの中枢神経系の副作用に「パレステジア(異常感覚・ピリピリするしびれ)」が記載されています。 [1] さらに複数の製品情報でも同様にパレステジアが挙げられています。 [2] [3] このような神経症状は頻度は高くないものの、報告されることがあります。 [4] [5]
しびれの原因として考えられること
- 薬の副作用(パレステジア): イブプロフェン使用中に起こりうる神経系の副作用の一つです。 [1]
- 別の疾患や合併症: 片側の脱力や言語障害を伴う場合は脳血管イベントなどの緊急事態の可能性があり、薬の副作用とは別に直ちに対応が必要です。 [6]
- アレルギー反応の一部: 皮膚発疹や腫れ、呼吸困難を伴う場合は重い過敏反応の可能性があり中止と受診が必要です。 [7]
危険サイン(すぐ受診が必要)
次の症状があれば、救急受診を検討してください。
- 片側の力が入らない、ろれつが回らない、突然の胸痛や呼吸困難などの神経・心血管症状。 [6]
- 顔や喉の腫れ、皮膚の水疱や発熱を伴う発疹などの重いアレルギーや皮膚反応。 [7]
- しびれに加えて強いめまい・意識障害・視覚異常が出た場合。イブプロフェン服用後の一過性視覚異常や意識変容の事例報告もあります。 [PM18]
自宅でできる対処
- 一時的に服用を中止し、症状が改善するか確認する方法があります。薬の中止でしびれが軽くなる場合、薬剤性の可能性が示唆されます。一般的なガイドでは副作用が疑われる場合は中止と医療者への相談が推奨されています。 [8] [9]
- 用量と服用頻度を見直す: 指示量を超えないことが大切です。過量服用時は速やかな医療相談が必要です。 [10]
- 水分補給と安静: 軽い神経症状は休息で様子を見ることがありますが、悪化する場合は受診してください。これは一般的な注意であり、重症兆候があれば躊躇せず受診が必要です。 [10]
- 併用薬の確認: 他のNSAIDsや鎮痛薬との重複は避けましょう。NSAIDsは重い副作用のリスクがあり、自己判断での併用は推奨されません。 [11]
受診の目安
- しびれが持続する、繰り返す、範囲が広がる場合は、医療機関で相談してください。薬剤性の可能性を含め評価が行われます。 [1] [2]
- 皮膚症状(発疹・かゆみ)や腫れを伴う場合は、早めの受診が望ましいです。 [7]
- 神経学的赤旗(片側の脱力、言語障害、意識障害、視覚異常)がある場合は救急対応が必要です。 [6] [PM18]
医療者に伝えるとよい情報
- 服用量・タイミング・製品名(市販薬含む)。過量服用や直後の症状発現は評価に重要です。 [10]
- 症状の詳細(部位、持続時間、増悪・緩解要因、伴う症状)。神経症状の鑑別に役立ちます。 [1]
- 既往歴・併用薬・アレルギー歴。NSAIDsは他の基礎疾患や薬との関係で副作用リスクが変わります。 [11]
代替の痛み止めを検討する際のポイント
- アセトアミノフェンなど別系統の鎮痛薬へ切り替える選択肢がありますが、適応や肝機能などの条件を医療者と確認してください。一般ガイドでもNSAIDsに副作用が出た場合の中止と相談が推奨されています。 [8] [9]
- 非薬物療法(休息、冷罨法・温罨法、ストレッチ)を組み合わせるのも一案です。これは一般的なセルフケアで、副作用が疑われる場合は薬の継続より安全性を重視します。 [10]
まとめ
- イブプロフェンで「しびれ(パレステジア)」が起こることはあります。 公式の副作用欄に記載されています。 [1] [2] [3]
- 重い症状や危険サインがあれば直ちに受診、軽症であれば一時中止と医療者への相談が一般的な対応です。 [6] [8] [9] [7]
- 症状が続く・悪化する・他の神経症状や皮膚症状を伴うなら、自己判断での継続は避けて評価を受けてください。 [7] [PM18]
よくある質問
-
頻度はどれくらい?
一般的な消費者向け情報では具体的頻度は示されていませんが、パレステジアは「起こりうる」神経系副作用として列挙されています。頻度は高くはありませんが、報告は存在します。 [1] [4] [5] -
報告先は?
副作用が疑われる場合、医療者に相談のうえ公的な副作用報告制度への届け出が推奨されます(米国の案内ではFDAへの報告先が示されていますが、国内ではPMDAへの報告が一般的です)。 [10]
いま感じている「しびれ」はどの部位にいつから、どのくらいの強さで続いていますか?
追加で気になる点があれば、いつでもパーソナルにご相談ください。
関連する質問
出典
- 1.^abcdefIbuprofen Tablets(dailymed.nlm.nih.gov)
- 2.^abcIBUPROFEN Tablets, USP(dailymed.nlm.nih.gov)
- 3.^abIBUPROFEN TABLETS, USP(dailymed.nlm.nih.gov)
- 4.^abDailyMed - IBUPROFEN tablet(dailymed.nlm.nih.gov)
- 5.^abDailyMed - IBUPROFEN tablet(dailymed.nlm.nih.gov)
- 6.^abcd(dailymed.nlm.nih.gov)
- 7.^abcdeMedication Guide for Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs (NSAIDs)(dailymed.nlm.nih.gov)
- 8.^abcMEDICATION GUIDE FOR NON-STEROIDAL ANTI-INFLAMMATORY DRUGS (NSAIDs)(dailymed.nlm.nih.gov)
- 9.^abcMedication Guide for Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs (NSAIDs)(dailymed.nlm.nih.gov)
- 10.^abcdeMedication Guide for Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs (NSAIDs)(dailymed.nlm.nih.gov)
- 11.^ab(dailymed.nlm.nih.gov)
ご注意: この情報は教育目的のみで提供されており、専門的な医療アドバイス、診断、または治療に代わるものではありません。医療上の決定を行う前に、必ず資格のある医療提供者に相談してください。