アスピリンでほてりは起こる?対処法を解説
要点:
アスピリンはほてり(フラッシング)を起こすのか
結論として、純粋なアスピリン単独では「ほてり(フラッシング)」は一般的な副作用ではありませんが、胃腸症状(腹痛・下痢・胃出血など)がよく知られています。 [1] 一方で、アスピリンが配合された特定の併用薬(アスピリン+徐放性ジピリダモール)では「フラッシング(顔のほてり)」が副作用として報告されています。 [2] [3]
アスピリン単独の副作用の特徴
併用薬での「ほてり」:アスピリン+徐放性ジピリダモール
- アスピリンと徐放性ジピリダモールの配合剤では「flushing(潮紅・ほてり)」が副作用として明記されています。 [2] [3]
- もし「アスピリンの配合薬」を使用していて顔が赤くなる・熱くなる症状が出る場合、原因は配合成分(ジピリダモール)に関連している可能性があります。 [2] [3]
ニコチン酸(ナイアシン)由来のほてりとの混同に注意
- コレステロール治療で用いられるナイアシン(ニコチン酸)では、フラッシングが極めて典型的な副作用です。 [4] [5]
- ナイアシンのフラッシングは、アスピリンを事前に服用することで軽減できる場合があります(例:30分前に最大325 mgのアスピリン)。 [6]
- そのため、「ほてりがアスピリンで起きた」のではなく、「ナイアシンで起きたほてりをアスピリンで和らげる」ケースが臨床では多く見られます。 [4] [6]
ほてりが出たときの見分け方
- 使用中の薬がアスピリン単独か、アスピリン配合剤(例:徐放性ジピリダモール併用)かを確認しましょう。 [2] [3]
- 脂質異常症治療でナイアシン製剤を服用中でないかもチェックしましょう。 [4] [6]
- ほてりが投与開始時や用量増量時に強く出る場合はナイアシン由来の可能性が高いです。 [4] [5]
安全な対処法
- 配合剤が原因の可能性:アスピリン+徐放性ジピリダモールでほてりが気になる場合は、服用タイミングの調整や用量見直し、薬の切り替えについて主治医に相談しましょう。 [2] [3]
- ナイアシン由来の場合:
- 一般的なセルフケア:
- 注意すべき症状:
- ほてりに加えて胸痛、強い息切れ、失神、黒色便(消化管出血のサイン)がある場合は、直ちに受診してください。 [1]
まとめ
- アスピリン単独での「ほてり」は一般的な副作用ではありません。 胃腸症状が中心です。 [1]
- アスピリン配合の一部医薬品(アスピリン+徐放性ジピリダモール)では「ほてり」が起こることがあります。 薬剤名と成分を確認しましょう。 [2] [3]
- ナイアシンによるほてりはよくある副作用で、場合によってアスピリン前投与が有効です。 [4] [6]
- 気になるほてりが続くときは、現在の薬の内容・タイミング・用量を医師と確認し、生活上の工夫を取り入れることで、より安全にコントロールできる可能性があります。 [2] [3] [4] [6]
追加で知りたいことがあれば、いつでも気軽に聞いてください。
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出典
- 1.^abcde아스피린(aspirin) | 알기쉬운의학용어 | 의료정보 | 건강정보(amc.seoul.kr)
- 2.^abcdefgASPIRIN AND EXTENDED-RELEASE DIPYRIDAMOLE capsule(dailymed.nlm.nih.gov)
- 3.^abcdefgASPIRIN AND EXTENDED-RELEASE DIPYRIDAMOLE capsule(dailymed.nlm.nih.gov)
- 4.^abcdefghDailyMed - NIACIN tablet, extended release(dailymed.nlm.nih.gov)
- 5.^abcdDailyMed - NIACIN tablet, extended release(dailymed.nlm.nih.gov)
- 6.^abcdefgNIASPAN- niacin tablet, film coated, extended release(dailymed.nlm.nih.gov)
ご注意: この情報は教育目的のみで提供されており、専門的な医療アドバイス、診断、または治療に代わるものではありません。医療上の決定を行う前に、必ず資格のある医療提供者に相談してください。