アセトアミノフェンで嘔吐は起こる?対処法まとめ
アセトアミノフェンで嘔吐は起こる?原因と対処法
アセトアミノフェン(パラセタモール)は一般的に胃腸への刺激が少ない薬ですが、副作用として「吐き気・嘔吐」が起こることがあります。これは添付文書に記載された頻度の高い副作用のひとつで、めまい・眠気などと並ぶ典型的な症状です。 [1] [2]
一方で、過量服用(オーバードーズ)時の早期症状としても「吐き気・嘔吐・発汗・だるさ」が現れることがあります。この段階では肝障害の検査異常が48~72時間後まで目立たないこともあり、量を多く飲んだ可能性がある場合には早めの受診が重要です。 [3] [4]
一般的な服用量でも吐き気が出る人はいますが、症状の強さや継続時間、服用量・併用薬で評価することが大切です。 [5] [6]
起こりやすい状況の例
- 立ち上がって活動している時に症状が強まりやすい(横になると和らぐことがあります)。 [1] [2]
- 過量服用時の早期サイン(吐き気・嘔吐・発汗・食欲低下・強い倦怠感など)。 [3] [4]
- 子どもでも過量では胃の不調や嘔吐が早期に出ることがあるため、用量管理がとても重要です。 [7]
安全な自己対処法(軽症の場合)
- 一時的に横になる・安静にする(臥位で楽になることがあります)。 [1] [2]
- 少量の水分をこまめに(脱水を防ぎ、吐き気を和らげることがあります)。
- 空腹での服用を避ける(軽食後の服用で胃の不快感が軽減することがあります)。
- 同成分の重複を防ぐ(総量の過剰につながるため、総アセトアミノフェン量を確認しましょう)。 [8] [9]
- 症状が軽快するまで次回服用を見合わせる(ただし発熱や痛みが強い時は医師・薬剤師に相談を)。
受診・相談が必要な目安
- 吐き気・嘔吐が強い/繰り返す/水も飲めない。
- 推奨量を超えて飲んだ可能性がある、または総量が不明(かぜ薬や鎮痛薬の重複など)。 [8] [9]
- 右上腹部の痛み、極端なだるさ、黄疸(皮膚や白目が黄色)、出血傾向など肝障害を疑う症状が出たとき。 [5] [6]
- 子どもで用量ミスの不安がある、嘔吐が続く、ぐったりしている。 [7]
過量が疑われる場合は、症状がなくても医療機関へ連絡・受診することが勧められます。過量の早期症状は嘔吐・吐き気・発汗・全身倦怠感が中心ですが、肝障害の検査異常は48〜72時間後に目立つことがあるため、早い段階での評価が重要です。 [3] [4] [5] [6]
嘔吐が続くときのポイント(過量の可能性あり)
よくある質問
1. 市販薬で吐き気が出たらどうする?
症状が軽ければ安静と水分補給で様子を見てもよいですが、繰り返す嘔吐やぐったり感がある場合は相談・受診をおすすめします。同成分の重複は避けてください。 [8] [9]
2. 子どもの場合は?
24時間に5回以上の投与は避ける、体重に基づく用量を厳守してください。早期の過量症状として「胃の不調や嘔吐、眠気、右上腹部痛」があり得ます。不安があれば医療機関へ。 [7]
3. 嘔吐が強く、薬が飲めないときは?
過量が疑われる状況では、治療薬(N-アセチルシステイン)の内服が嘔吐を悪化させることがあり、吐いてしまった場合は1時間以内なら同用量の再投与が検討されます。ただし持続的な嘔吐があるときは経口継続が難しいため、医療機関で点滴など別経路に切り替える判断が必要です。 [10] [11]
まとめ
- アセトアミノフェンは、通常用量でも副作用として吐き気・嘔吐が起こることがあります。 [1] [2]
- 過量服用の早期サインとしても嘔吐はよく見られ、症状が軽くても医療機関への相談が推奨されます。 [3] [4] [5] [6]
- 横になって安静にする、少量ずつ水分を摂る、空腹服用を避ける、重複成分に注意といったセルフケアが役立つことがあります。 [1] [2] [8] [9]
- 繰り返す嘔吐、用量超過の不安、黄疸や強いだるさがある場合は早めに受診してください。 [5] [6]
参考のポイント比較
| 観点 | 通常用量の副作用 | 過量服用(オーバードーズ) |
|---|---|---|
| 嘔吐の出現 | あり得る(めまい・眠気などと併発) [1] [2] | 早期サインとして頻度が高い [3] [4] |
| 他の伴う症状 | めまい、軽い眠気など [1] [2] | 発汗、食欲低下、極度のだるさ、右上腹部痛、黄疸など [5] [6] |
| 検査所見のタイミング | 特記なし | 肝障害の所見は48~72時間後に目立つことがある [3] [4] |
| 自己対処 | 安静・水分補給・空腹服用回避 [1] [2] | 医療機関へ早期相談・受診推奨 [5] [6] |
| 服用の注意点 | 重複成分を避ける(総量管理) [8] [9] | 量・時刻・製品の記録、継続嘔吐なら経口継続は避ける [10] [11] |
記録・相談のコツ
- 服用量(mg)、時刻、製品名(含有成分)を控える。
- 嘔吐の回数、飲水量、尿の色や回数、体温などを簡単に記録。
- 子どもは体重用量を厳守し、不安があれば早めに医療機関へ。 [7]
重要な受診目安の再掲
関連する質問
出典
- 1.^abcdefgh(dailymed.nlm.nih.gov)
- 2.^abcdefgh(dailymed.nlm.nih.gov)
- 3.^abcdef(dailymed.nlm.nih.gov)
- 4.^abcdef(dailymed.nlm.nih.gov)
- 5.^abcdefghAcetaminophen: MedlinePlus Drug Information(medlineplus.gov)
- 6.^abcdefghAcetaminophen Rectal: MedlinePlus Drug Information(medlineplus.gov)
- 7.^abcdeAcetaminophen and children: Why dose matters(mayoclinic.org)
- 8.^abcdefgDAYTIME NIGHTTIME COLD AND FLU- acetaminophen, dextromethorphan hbr, doxylamine succinate and phenylephrine hcl liquid filled capsules kit(dailymed.nlm.nih.gov)
- 9.^abcdefgDAYTIME NIGHTTIME COLD AND FLU- acetaminophen, dextromethorphan hbr, doxylamine succinate and phenylephrine hcl liquid filled capsules kit(dailymed.nlm.nih.gov)
- 10.^abDailyMed - ACETYLCYSTEINE solution(dailymed.nlm.nih.gov)
- 11.^abDailyMed - ACETYLCYSTEINE solution(dailymed.nlm.nih.gov)
ご注意: この情報は教育目的のみで提供されており、専門的な医療アドバイス、診断、または治療に代わるものではありません。医療上の決定を行う前に、必ず資格のある医療提供者に相談してください。